米国総領事館セミナーのお知らせ

駐大阪・神戸米国総領事館よりセミナーのご案内が届きましたので、お知らせいたします。

テーマ:ソーシャルメディアに広がる「ディスインフォメーション」~世界に見る情報戦略の動き~

急速にソーシャルメディアが普及するなか、信頼性のある、正確な情報を探し当てることは容易ではなくなっています。いま世界では、故意に偽情報を流す「ディスインフォメーション」やその情報を使って世論を操作する動きが大きな課題になっています。
駐大阪・神戸米国総領事館では、アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)において、ソーシャルメディアの科学技術的側面を研究する初の試みとして設立された、ソーシャルメディア戦略的コミュニケーションプログラム元プログラムマネージャーのマイケル・シェ氏をお迎えして、講演会を開催します。戦地でのディスインフォメーション戦略や防衛政策の策定に向けた初期の対策、並びに大規模となるアメリカ全土の調査に伴う実務的な法整備や政策の制約についてお話します。また新たな研究内容として、独裁政権が世論の流れにどう反応しているか、それに加えて政府が従来の検閲方法にAI技術を取り込み、ディスインフォメーション対策の名のもと、大規模な社会統制システムを作り上げている様子についてお話します。

<開催概要>

■ 日時: 2月13日(木) 開場17:30、講演18:00〜19:30
■ 会場: WeWork三宮プラザEAST
■ 主催: 駐大阪・神戸米国総領事館
■ 共催: WeWork三宮プラザEAST
WeWork三宮プラザEAST
■ 後援: 神戸日米協会ほか
■ 参加費: 無料 
■ 参加方法: 下記URLよりお申し込みください。(先着50名:締切2月12日)
申込みはこちらから
■ 問い合わせ: 駐大阪・神戸アメリカ総領事館広報部
TEL: 06-6315-5978

講師:マイケル・シェ氏
米シンクタンク民主主義防衛財団(FDD)サイバー技術革新研究所常任理事。サイバー対応とする経済戦争プロジェクトのアドバイザーでもある。専門分野は技術とリサーチを用いたソーシャル・メディアの偽情報「ディスインフォメーション」対策。前職は米国防総省内の研究開発部門である国防高等研究計画局(DARPA)情報革新局のプログラム・マネージャーであり、ビッグ・データやソフトの安全性を立証するための暗号化制度や量的技術の開発に従事。過去にアメリカの外交問題評議会(CFR)の国際関係フェローに選ばれ来日。日本政府と協力し、日米安全保障同盟の支援の一環として、日本においてハイリスク/ハイリワードの研究機関の設置について、その実用性を研究。